「空き巣」「忍込み」「居空き」の驚きの発生件数や対処法を紹介!

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「空き巣」「忍込み」「居空き」の驚きの発生件数や対処法を紹介!

犯罪には色んな種類がありますが、意外と身近にあるのが空き巣などの侵入窃盗事件です。
侵入窃盗とは、その名のとおり人の住宅に侵入し、金品などを盗むという犯罪です。

侵入窃盗事件は、一年の間の発生件数が非常に多くなっています。
今回は、侵入窃盗事件の一年間の発生件数とそのうちの検挙率、さらに狙われやすい住宅や対処法についてまで徹底解説していきます。

こんなことが実際に!侵入窃盗事件の実例を紹介

2018年10月13日、北海道で空き巣事件を起こした20代の男2人が逮捕されました。
犯人たちは9月16日、当時留守にしていた女性宅に侵入し、現金約200万円と指輪を盗みました。

犯人のうちの一人は、この事件の他にも約20件、空き巣をしたと供述しています。
このように住宅に侵入され、多額の現金や金品を盗まれてしまうのは珍しいことではありません。

侵入窃盗の種類

侵入窃盗には住宅を対象とした犯罪と、事務所や店などを対象にした犯罪があります。
このうち住宅を対象にした侵入窃盗には、空き巣のほかに「居空き」と「忍込み」という犯罪があります。

居空きとは、住人の留守を狙う空き巣とは違い、住人が家にいる時に侵入する大胆な犯罪です。
忍込みも居空き同様、住人が家にいる時に侵入しますが、居空きと違うのは、住人が寝ている隙に金品を盗むという点です。

侵入窃盗の発生件数と検挙件数

住宅を対象にした侵入窃盗事件は、一年の間にどれくらい発生しているのでしょうか。
警察庁が発表した、犯罪の統計資料によれば、平成29年の住宅への侵入窃盗事件の認知件数は37,027件です。

このうち犯人が検挙されたのが21,105件で、検挙率は56.7%です。
つまり住宅を対象にした侵入窃盗事件の2件に1件は、犯人が検挙されていないということになります。

手口別の認知件数と検挙件数、検挙率は以下のとおりです。

  • 空き巣…認知25,557件、検挙13,885件→検挙率54.3%
  • 忍込み…認知9,552件、検挙6,234件→検挙率65.3%
  • 居空き…認知1.918件、検挙986件→検挙率51.4%

忍込みこそ検挙率が高くなっていますが、空き巣と居空きに関しては、住宅対象の侵入窃盗事件全体の検挙率より、さらに低いことが分かります。

どんな住宅のタイプが侵入窃盗犯に狙われる?

次に「一戸建て住宅」「4階建て以上の共同住宅」「3階建て以下の共同住宅」と、3つの住宅のタイプごとに、侵入窃盗事件の認知件数を見ていきましょう。
「空き巣」「忍込み」「居空き」それぞれの、住宅のタイプごとの認知件数は以下のとおりです。

  • 空き巣…一戸建て住宅16,418件、4階建て以上の共同住宅2,427件、3階建て以下の共同住宅6,666件
  • 忍込み…一戸建て住宅8,179件、4階建て以上の共同住宅389件、3階建て以下の共同住宅902件
  • 居空き…一戸建て住宅1,485件、4階建て以上の共同住宅136件、3階建て以下の共同住宅279件

このデータを見ると、4階建て以上の共同住宅は、他の住宅に比べて狙われにくいことが分かります。
この理由は、侵入窃盗犯の侵入経路の大半を「窓」が占めていることにあります。

警視庁のデータでは、平成29年に発生した住宅対象の侵入窃盗事件のうち、侵入経路の61.3%を窓が占めているのです。
4階建て以上の住宅の場合、犯人も窓のあるベランダによじ登るのは難しいのです。

侵入窃盗犯から、特に狙われやすい住宅

侵入窃盗犯は多くの場合、事前に下見をして、侵入する住宅を選んでいます。
下見の際にチェックするポイントの一つが、「侵入しやすい住宅かどうか」という点
です。
犯人から見て、侵入しやすいのは以下のような住宅です。

  • 住宅に死角がある
  • ベランダに登る足場がある

塀や垣根などがある住宅は、一度敷地内に入ってしまえば、敷地外を歩く人たちから見られる心配はありません。
犯人からしたら、塀や垣根は通行人たちの死角となるので、こうしたものがある住宅は狙われやすくなります。

また3階建て以下の共同住宅に住んでいる人は、ベランダまでよじ登れる足場があれば、簡単に侵入されてしまいます。
なぜならベランダにある窓は、バーナーなどであぶれば簡単に破れる
からです。

侵入窃盗犯の犯行を防ぐ対策

死角があったり、ベランダに登れる足場がある場合でも、きちんと防犯対策をすれば空き巣などの侵入を防げる確率が高くなります。
縁側やベランダに防犯カメラを付ければ、犯人にとって侵入しやすい住宅にはなりません。

防犯カメラ以外にも、窓用の防犯ブザーを付ける方法もあります。
窓用の防犯ブザーは、窓を開けると大きな音が鳴る優れものです。

窓用の防犯ブザーは、外からも付いているのが見えるため、下見の段階で犯人の標的から外れる効果も期待できます。

まとめ

空き巣や居空き、忍込みといった侵入窃盗事件は、去年だけで少なくとも4万件近く発生しており、そのうち犯人が検挙されたのは半分ほどしかありません。
侵入窃盗事件の発生が多いのが、一戸建てや3階建て以下の共同住宅です。

なかでも死角や足場のある住宅に住んでいる人は、侵入窃盗犯に狙われやすいため、特に注意しなければなりません。
とはいえ、防犯カメラや窓用の防犯ブザーを付ければ侵入窃盗犯から狙われる確率も低くなるはずです。

侵入窃盗犯に狙われないためにも、ぜひ今回紹介した方法で対策しましょう。

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