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SNSなど、インターネットで情報が漏えいした事例と対策を紹介

SNSなど、インターネットで情報が漏えいした事例と対策を紹介

インターネットが発展し、さらにSNSやスマホなどが登場したことで、現代は非常に便利な世の中になりました。
しかし便利になった反面、情報漏えいのリスクは非常に高くなっています。

インターネットやSNS、スマホなどの使い方をまったく知らずに利用していると、いつ情報漏えいの被害にあってもおかしくありません。
今回は、インターネットやSNSから個人情報が漏えいした事例を4つ紹介したうえで、それぞれの防犯対策について説明していきます。

情報漏えいを防ぐためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。

SNSでの情報漏洩の事例と防犯対策

SNSとは「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略で、インターネットを介して友人はもちろん、知らない人とも気軽につながれるサービスです。
SNSには色んな種類があり、「Twitter(ツイッター)」や「Facebook(フェイスブック)」などが代表的なサービスです。

SNSでは、アカウントを作成することで自分専用のアカウントページが作れます。
多くのSNSでは誰かをフォローすることで、その人の投稿が自分のアカウントの画面に表示されます。
また、相手にメッセージを送ることも可能です。

他の人の近況を知ることができたり、知らない人とも気軽にメッセージのやり取りができるなど便利なSNSですが、情報漏えいのリスクがあるため注意しなければなりません。
ここではSNSで起きた情報漏えいの事例と、その防犯対策について紹介していきましょう。

SNSでの公開範囲を間違えたせいで

SNSでは、自分の投稿の公開範囲を設定できます。
公開範囲とは、自分の投稿を見せる相手の範囲のことで、友だちなど一部の人だけが見られるようにしたり、すべての人に公開することも可能です。

Aさん(女性)は知らない人たちとも交流したいという理由から、自分のSNSの投稿をすべての人に公開していました。
SNSには自分の顔写真も載せ、投稿を繰り返していると、ある日知らない男からメッセージが来るようになります。

始めはAさんも男からのメッセージに返信していましたが、あまりにも頻繁に来るため返信するのをやめました。
すると男は、返信しないAさんを脅すようなメッセージを何度も送るようになったのです。

このようにSNSの投稿をすべての人に公開していると、ネット上でのストーカー被害にあう危険があります。
防犯の観点から言えば、SNSの公開範囲は一部に限定しておいたほうが安全です。

写真を何の気なしに上げたら、住所を特定された

ツイッターやフェイスブックなどのSNSには、スマホ版のアプリがあります。
こうしたSNSでは、スマホで撮った写真を、アプリなどからそのまま投稿できます。

SNSで写真を投稿する際、位置情報をオンにすれば、スマホのGPS機能から現在位置を自動で取得し、その写真がどこで撮られたものなのかを投稿に表示することも可能です。

Bさん(女性)は旅行が趣味で、色々な場所に行ってはスマホで写真を撮り、位置情報を付けてSNSに投稿していました。
またBさんは旅行先だけでなく、自宅近くのカフェなどでも写真を撮って、位置情報を付けて投稿を繰り返していました。

するとそれから何日も続けて、自宅の前に知らない男が来て、外出時にあとをつけられるようになってしまいます。

Bさんは自宅近くで、位置情報の付いた写真を何度も投稿していたことが原因で、投稿を見ていた一人の男に住所を特定されてしまったのです。

SNSでは、写真の位置情報や写真の背景から住所を特定されてしまうことも珍しくありません。
防犯のためには、SNSの写真の位置情報はオフにしておきましょう。

インターネットでの情報漏えいの事例と防犯対策

情報漏えいのリスクがあるのは、SNSだけではありません。
SNS以外のインターネットでも、個人情報が漏えいするリスクは充分にあります。

ここでは、SNS以外のインターネットでの情報漏えいの事例と、その防犯対策について説明していきます。

出会い系サイトに登録したことで個人情報が流出!

Cさん(男性)はある日、とある出会い系サイトに登録しました。
するとその数日後からCさんのもとに、登録したのとは別のいくつもの出会い系サイトから、大量のメールが届くようになってしまいました。

出会い系サイトは登録時に、自分のメールアドレスを入力する必要があります。
これはCさんのメールアドレスが、他の出会い系業者に流出したことで起こった事例です。

流出したのがメールアドレスだけなら、アドレスを変更すれば済む話ですが、クレジットカード情報が流出すれば不正利用される危険もあります。
出会い系サイトに登録する場合は、なるべく有名で歴史のあるところを選んだほうが、個人情報の流出を防げる確率が高くなるかもしれません。

オンラインゲームでIDとパスワードを教えたら、ゲームを乗っ取られた!

D君(男性)はあるオンラインゲームで、欲しいアイテムがありましたが、ポイントが足りないため購入できず困っていました。
するとある日、オンラインゲームのなかで、知らない相手から「ポイントをあげるよ」とメッセージが届きました。

D君はその相手から、ポイントをあげるかわりにゲームのIDとパスワードを教えるように言われ、すんなり教えてしまいます。
翌日ゲームにログインしようとすると、「パスワードが違います」と表示され、ログインできなくなってしまいました。

この事例では、相手がD君のIDとパスワードを使ってログインし、パスワードを変更してD君がログインできないようにしてしまいました。
つまりD君のアカウントは、相手に乗っ取られてしまったのです。

オンラインゲームに限らず、IDやパスワードを他人に教えると、このようにアカウントを乗っ取られてしまう危険があります。
IDをとパスワードは、誰にも教えないようにしましょう。

まとめ

インターネットやSNSの発展で、色んなことが便利になったり、知らない人とも気軽に交流できるようになった一方で、個人の情報が漏えいするリスクも高くなっています。
特にSNSでは、投稿を見た人がストーカーになる「ネットストーカー」も増えているため注意が必要です。

こうした被害を防ぐためにも、SNSでは以下の方法で防犯対策をしましょう。

  • 投稿の公開範囲を限定的にする
  • 写真を投稿する際は、位置情報をオフにする

またSNS以外でも、以下の対策を徹底することでネットでの情報漏えいのリスクを減らすことができます。

  • 怪しいサイトには登録しない
  • IDやパスワードは誰にも教えない

情報漏えいを防ぐためにも、ぜひ今回紹介した方法で防犯対策をしましょう。

農家が直面する窃盗や動物被害と、その防犯対策術

農家が直面する窃盗や動物被害と、その防犯対策術

ITを活用した「スマート農業」など、農業はメディアでとりあげられることも多くなっています。
こうしたニュースを見て、将来農業をやりたいと思っている方や、農家に転職したいと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし農業は、世間で思われている以上に過酷な仕事です。
台風や豪雨などの自然災害で農作物が被害を受けてしまうこともそうですが、このほかにも窃盗や動物による被害があるのです。

農家では、こうした被害にどのように対策しているのでしょうか?

今回は、農家が直面する窃盗や動物の被害と、その対策について説明していきます。

農家で起こった犯罪被害の実例

農家では、犯罪者の手によって農作物を盗まれたり、枯らされてしまうリスクがあります。
こうした窃盗事件や、器物損壊事件の被害は少なくありません。

ここでは最近発生した特徴的な窃盗事件と器物損壊事件の実例を、それぞれ一つずつ紹介していきます。

トマト農家による白菜の大量窃盗事件

平成30年1月29日の夜から30日の朝にかけ、愛知県豊橋市にある畑から160玉もの白菜が盗まれるという事件が起きました。
この他にも同時期に3ヶ所の畑で、いずれも約100玉以上の白菜の窃盗事件が発生しています。

この事件はいずれも同一犯による犯行で、犯人は3月1日に逮捕されました。
犯人はなんと被害者たちの同業者で、トマト農家を営む男でした。

犯人はトマト農家にもかかわらず、500玉近い白菜を卸売市場で売っていたことで容疑がかけられたのです。
このように、犯人が転売で利益を得るのが目的だった場合、農家は農作物を大量に盗まれてしまうおそれがあります。

大量のメロンに除草剤がまかれた事件

平成29年7月9日、北海道でメロンを栽培している農園が、除草剤をまかれるという被害にあいました。
除草剤をまかれたビニールハウスは6棟で、被害にあったメロンの数は実に約6,600玉にもおよびました。

被害を受けた農園は存続を危ぶまれましたが、ネットで出資者を募り、資金調達を行える「クラウドファンディング」によって1,700万円のお金が集まったことで、損失分を補填しています。
この事件では被害が回復しましたが、もし被害者がクラウドファンディングの存在を知らずにいたら、廃業していてもおかしくありません。

この事件で除草剤をまいた犯人は、まだ捕まっていないようですから、自分のところも狙われるのではと不安を抱えている農家の方も多いかもしれません。

農家がしている、窃盗や器物損壊被害の対策

農家がしている防犯対策には、おもに以下のようなものがあります。

  • 看板を立てる
  • みんなで見回りをする
  • 農園を柵で囲む

防犯対策のため、農園に「農作物を盗むな」といった看板を立てる農家は多くなっています。
とはいえ看板を立てただけでは、犯行を防ぐのは難しいでしょう。

夜などに、みんなで見回りをするのもよくある防犯対策です。
しかし農園は広大な場合が多いですから、見回りの最中に農園の別の場所が被害にあうことも充分あり得ます。

農園を柵で囲むのは他の2つに比べて有効な対策ですが、農園すべてをカバーするのはコスト的に難しいと言えるかもしれません。

防犯カメラを付ければいいじゃないかと思った方もいるかもしれませんが、広大な農園すべてにカメラを設置するのには、お金がかかりすぎてしまうのです。

このように農家の防犯対策には、あまり有効な方法がありません。
しかし看板や見回り、柵などの対策を組み合わせ、同時に行うことで、被害を防げる確率は高くなります。

犯罪よりも経済的な打撃が大きい動物被害

農家には、自然災害や犯罪のほかに、もう一つ気をつけなければならないことがあります。
それはサルやイノシシなどの野生の動物に、農作物を食べられてしまうという被害です。

農林水産省が発表したデータによると、平成28年の農家の動物被害額は約172億円にもおよんでいます。
被害額を考えれば、人間に対する防犯より、動物に対する対策のほうが重要だと言えるでしょう。

農家がしている、動物被害に対する対策

動物被害の対策には色々な種類がありますが、特に効果的だと言われているのが以下の2つです。

  • 電気柵
  • 警戒システム

「電気柵」はその名のとおり、電気が通っている柵のことです。
動物被害の対策をしている農家では、この電気柵で農園の周りを囲っています。

電気柵に触れると、当然動物は感電します。
触れると感電することを学習した動物たちは、その農園に近寄らなくなり、動物被害を防げるというわけです。

「警戒システム」は、サルに有効な対策となっています。
警戒システムは、サルの群れに発信機を付け、受信機でサルの群れが近づいてくるのを検知し、農園に来たサルを追い払うという対策です。

電気柵と警戒システムの2つを組み合わせることで、動物被害の対策をしている農家は多いようです。

まとめ

窃盗や器物損壊などの犯罪、動物による被害など、農家には悩みがつきません。
こうした被害を防ぐためにも、農家は日夜、対策をしているのです。

とはいえ農園は広大なぶん、守らなければならない範囲が広く、同時に目が行き届く範囲も限られてくるため、防犯対策の難易度は住宅などとは比較になりません。
そのため対策をしても、被害はなかなか減らないのです。

これから農業を始めたいという方がいたら、こうした点も頭に入れておくといいでしょう。